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2007年03月23日

■痛くて寒くて大変だったです。

・予定通り伊東へ1泊2日の旅を。出発は8時半で、到着は16時。途中温泉で休憩したのをさっ引いても7時間近くバイク乗りっぱなし。そら疲れるわ。特に左手が。
・2日間ずっと苦しめられたんだが、クラッチレバーを握る左手が、もう痛くて痛くて。握力が無くなるというわけではないが、握る度に痛む。
・150ccという小排気量に加えて6速ミッションなので、信号で停止→出発のたびに1→2→3とシフトチェンジする必要がありまして。近距離で街乗りするくらいならシフトチェンジもまた楽し、なのだが長距離のしかも下道になると膨大な回数になりましてな?
・元々握力ないからなぁ。鍛えにゃあかんかなぁ。

・握力話はさておき、先日購入したタンクバッグ+ツーリングマップルの組み合わせがとてもとても便利。何でオレはもっと早くコレを買っておかなかったのか! と思ったね。
・すぐ見れない場所に突っ込んだ地図と道路標識、あと方位磁石程度で長距離に挑むのは無謀だった、と痛感。それだけと結局主要幹線道路しか走れないわけで。
・今回はマップのおかげで、246や1号線に乗らず、県道メインで小田原近くまで行けた。有名な「道志みち」を通ってみたいと思ったんだけども、そちらは御殿場に抜けてしまうので、いずれ駿河方面へ抜けるときの楽しみにとっておこう。
・地図見ながら走ったお陰で、いままで箱根近辺の、いや箱根に限らず関東エリアの地形を勘違いしていたことに気付いた。箱根の麓って、熱海じゃなくて小田原だったのか。
・東海道線に乗ってると三島→函南→熱海というあたりが山ン中で、あとは海岸線走ってるからてっきり函南あたりが箱根かと思ってたんだが、違った。熱海〜小田原の内陸側に広がってるのが箱根エリアだったのだな。こんな静岡人ですまん。

・で、県道をちんたら走っていったわけですがー。寒いんですよこれが。
・元より暑くはないだろうと思って普通に重ね着し、特に防寒を怠ったわけではなかったんだが、バイクの運転中は"運動しない"イコール、熱を発生しないから冷える一方。十分知っていたつもりだったがそれでも甘かった。
・また、交通量のない道路ってのはそれだけで結構違うもので。ガソリン燃やして走ってる車が周りにあるとなしとでは、体感温度が違う。風の影響はあんまりないかな。
・さらに、山陰とか林とかはそれだけで何℃か下がるし、日向/日陰の違いもかなり大きい。
・トドメに、小田原過ぎてからはずっと海岸沿い走ってたから。これまた寒いんだよね。景色はいいんだけど。。。


・そんなこんなでやっとこさ伊東に着いたのが15時半ぐらい。
・当初では周辺ぷらぷら回ってみようか、などと考えていたけれどそんな余裕のある状態とはとても言い難く。左手は痛いし身体全体冷たいし。とっとと休みてー
・だがしかし、宿泊予定のホテルが見つからんわけですよ。ちゃんと地図は用意してきていたんだが、A4一枚といわずもっといろいろ出しておけばよかった。
・「マップルに頼るのは移動だけにしろ」というのは今回得た教訓のひとつ。メシ食ったりしようとするときはアテにならんです。もともと縮尺14万分の1程度なんだし。
・散々迷ったけれども、まぁ何とか地図を読み解いて、投宿できたのが先述のとおり16時。やれやれ。

・冷えていたので早速温泉に入りたいところだったが、まだ昼飯も食っていなかったし、夕食は無しで設定していたので伊東の市街地に出た。
・金曜の午後だというのにちらほらシャッターが下りっぱなし、貸店舗の張り紙も散見され、景気は良くなさそうだった。とはいえ、一昨年に通りかかった東北地方都市群よりは遙かにマシだったが。
・おかげでバイクの路駐も簡単ぷー。ありがたいこってす。

・メシ食う場所を求めて歩き回ってみたのだが、もともと伊豆地方の名産なんて温泉まんじゅうか干物くらいしかない。サカナ……は温泉街の店に味あんま期待できそうにもないし。いつも昼飯に行ってる寿司屋の方がうまいだろうしなぁ。
・静岡県に住んでた経験上、たとえばうなぎにしても、浜松だから美味いということは全然無く、美味い不味いってのは結局店によるわけで。産地だろうが僻地だろうが、美味い店は美味いし不味い店は不味い。それだけ。
・そんな理屈の下、迷いに迷って結局ラーメンを食ったオレがいるわけだが、開店したての風情なのに他に全く客の居ない店。……おそらく脱サラで始めたのだと思うが、あの店主のオッサンどうすんだろなこれから。数ヶ月後には間違いなく消えてると思う。

・その後つまみと酒を買い込んで帰宿。ようやく温泉に入って温まったあと、NHKニュースなぞ眺めつつ酒かっくらって寝た。テレ東もやってた。ここは静岡県ではないのか。