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2006年12月13日

■皮膚科に行った。
・まぁ物心付いた頃からアトピー性皮膚炎を患っているオレにとって、皮膚科の病院なんてのはそれこそ25年以上通っているところ。もちろんその時々によって通う先は変化しているものの、つまりは年中行事であり、別に珍しくも何ともないことですが。
・今日行ったのは会社の近くにある病院だったので、昼休みに行けた。処方箋だなんだかんだの結果として昼飯は吉牛にせざるをえなかったが、わざわざ休日を費やさずに済むだけでも大助かりだな。

・アトピーという言葉はギリシャ語で「奇妙な」を意味するらしいが(wikipedia)、いまだ原因の解明もできていない疾患で、wikipediaの記事後半にも記載のあるように諸説入り交じっていまだ根本的な、そして確実な治療法は無い。
・そんな状態がかれこれ30年近く続いているわけで、ぶっちゃけ医学なんて大して信じてなかったりするよオレ。


・今日の仕事は一日、隠蔽工作に明け暮れた。終わったのは18時過ぎ、文字通り日は暮れていた。
・というのも、ポカミスで誤植をやらかしてしまいまして。普通なら「正誤表掲載しますから」でバッくれてしまうところだが、今回はそうもいかない事情があったので、どうにか誤魔化せないか、ということに。
・いや完全に隠蔽するコトなんて無理なんですけどね?
・修正用のシールを貼る、というのが一番簡単でいい手段なのだが、業者に頼むと結構金かかるんだよね、その経費計上すると、コトによっては査定に響くとか言うしさー
・なので出来るだけ手持ちの資材で対応せよ、と。ちょうど今日は手が空いていたので、そちらに掛かりっきりになれました、と。

・必要な文章は短いんだが、まったく同じ書体(※出版の世界では「フォント」という言葉を使うと迫害されます)が無く、一番近いのはヒラギノのゴシックW3だがそれでもまだ太い。違和感がある。じゃあどうするか?
・必要な文章そのものはなかったが、文字だけなら各所に散っていたので、それを集めてスキャンして合成……は失敗。後で思えば、2400dpiくらいで気合いのスキャンすればよかったかもしんないが。
・Photoshop持ってないから、微調整もできないしなぁ。Illustratorならあるんだけど。
・ならイラレで、さっきのヒラギノフォントを加工すればいいか。という発想で文字をアウトライン化、アンカーポイントを弄って細くしてみたり。結局これを使った。
・それを上書きするのはシールを貼るんだが、そのまま貼るだけだと元の印刷が透けて見えるので間に修正テープを1層入れて、その上に小さく切ったシールをピンセットで貼る。。。延々5時間くらい貼ってたな。

・まぁそれで給料貰えるんだからいいけど。
・いかに誤魔化すかを試行錯誤する、ってのは偽札作りみたいなもんで面白かったし。特に文字かき集めて合成しようとするあたりは悪巧み感最高潮だったね。
・ま、ちゃんと校正してればこんなことにはならんかったわけで。。。