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2007年12月12日

■司馬遼太郎「箱根の坂」読了。
・風習などがイマイチ理解しづらい室町時代の話ゆえ、前にもいったとおりあんまり面白くはないんだけど、北条早雲の最終的な本拠地が伊豆地方なので地元民にはいろいろ馴染みのある地名が。
・最初の足場が沼津ってのが良い。オレその隣の三島で人生の1/3くらい過ごしてますから。三島駅から大岡駅経由の沼津駅行きバスに乗って通学してたよ。下土狩駅経由では駄目なんすよ。
・話中で三島の出番は三島大社が出てくる程度しか無かったんだけども。
・韮山も出てくるし。伊豆近辺で公立高校といったら韮高が一番レベル高いんだったかな。
・関東公方の絡みで古河なんていうとこまで出てくる。その昔、あるタイル邸までタクシー使って1時間近くかかってたこととか思い出されます。
・北条氏といえば、の小田原も出てくるし、その後松田やら藤沢やらも出てくる。何かと馴染みのある地が舞台。
・ま、とりえはそこだけなんですが。

・三島は新幹線の止まる駅なので、ある程度交通ハブとしての機能を持っているのです。
・電車は東海道線と東海道新幹線たまにひかりも止まるよ!、あとは伊豆箱根鉄道という単線ローカルが走っている程度なんだけど、バスは伊豆の各地へ出ていて。伊豆箱根鉄道バス、箱根登山鉄道バス、富士急三島バス、沼津東海バスとバス会社だけで4つあった。
・先述の通りバス通学していたオレは、当時「○○行き」というバスの表示をいろいろ見ていたんですワ。あの頃どこにあるのかさっぱりわからなかった地名を今調べると、ああ伊豆のこの辺だったのか。という今更な知識が得られて知識欲が満たされますわ。20年越しぐらいに。

・そんなこんなで思い入れのある伊豆は、一度じっくり巡ってみたいと思ってるんだ。
・保育園児のガキの頃に左手の肘を骨折して入院した病院ってどこなのかしら、中伊豆町の温泉まんじゅうって昔のままなのかしら、等々。2泊3日、または3泊4日くらいかけてじっくり。
・とかいいつつ性分的にそんなじっくり見て回ること、一人ではしないだろうけどなー
・自転車は危険だからいっそのこと徒歩で東海道を、とか夢想してみたが絶対やりゃしねぇ。


・散財週間の一環としてふさふさヘッドホンが届いたのだが、試着1回ですぐわかる駄目っすねコレ。
・まず固定が甘い、緩い。落ちそう。そして耳のカバーが甘い。小さい。何より音漏れする。カナル式でなければ当たり前かもしれんが。
・まぁ折角買った物なので使おうとは思うけども。最悪、ばらしてドライバユニットをヘルメットに仕込むか。

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