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2007年11月24日

■一昨日昨日とかなり冷え込んだが、今日はちょっとは暖かい。
・このクソ寒かった中、keiwai氏をはじめタイヤ部の連中はどこかに出かけたっぽいんだが、無事ですかねえ。
・先週の時点で山地は気温6℃とか言っていたから、あの寒さだと高所では路面凍結とかの恐れもありそうな。

・自室で使っていた足温器を会社に持って行ったので、自室用に松下の足温器というか足温スカートというか、をソフマップでポチってみた。実質9kと結構安かったので。
・前々から気にはなってたんよ、これ。スカート部があるだけ熱が逃げないだろうし。
・説明書PDF見ると、結局ヒーターユニットは足元にしかないみたいだが、そこはきっと松下なりの細やかな気遣いが……あるんだろうか。ON/OFFのみのスイッチで、出力調整もなさそうだが。。。
・ま、ダメなら親に売りつければいいや。
・椅子上生活なものでこたつが使えない以上、こーゆーのを試してみるしかないんす。


■いよいよ今回の試乗会本命中のド本命、CBR600RRに並ぶ。10人ちかく並んでいた。
・07年のモデルチェンジで驚異の8kg軽量化(といっても油脂類含めた総重量は180kgを超えるが)、世界を相手に売られる、ホンダの本気が凝縮された一台。
・とはいえそれほど詳しく知っているわけではないし、ずっとラインナップされている赤黒カラーだったので(白が07から新規追加された)コレほんとに07モデルかしら、と疑問も抱いたが、並ぶ列の標識が「"NEW" CBR600RR」って書いてあったからには07だったんだろう。
・1グラム単位で軽量化を競っていたSSの世界で一気に8kgも軽量化って一体何事すかホンダさん、と皆気になっていた・……はずなんだけど、予想していたよりは並んでなかったな、ひと。
・CBR1000RR、およびCB1300SF/SBにも同じかそれ以上の人数が並んでいた。オレがその4台中で選ぶなら600RR一択なんだけどなぁ。もうこれ以上のパワーはもう使い途ないっしょ……

・30分以上待って、いよいよ出番。跨る。昔の東京モーターショーでドカティだったかに跨ったことはあったが、センタースタンドで停車してるのに跨ったって何もわかりゃしない。
・両足は着くのか不安だったが、踵まできっちり着いた。両手を伸ばしてハンドルを掴む。いつものCBR150Rよりは明らかに遠いが、近すぎず遠すぎず。ミラーの視界も良好(CBR150Rの後方視界はかなり悪い)。足の件といい、身長175cmのオレにはちょうどいいのかも。
・ステップに片足を乗せてみ……あれ? 違和感を覚えて目視で乗せたが、ステップ位置がずいぶん高い。ヒザを結構曲げて、車高の中程に収める感じ。
・インストラクターからの指示で、いよいよエンジンに火を入れる。かかった瞬間にタコの針がレッドまで跳ね上がりメーター類の点灯とともに戻ってくる演出アリ。
・空吹かし一瞬で5000回転以上へ。うわこれ楽し、無駄に回したくなるわ。ヘルメットの下で口元緩みっぱなし。
・そうして出発を待っている間に、水温計の表示は96℃→101℃に上がっていた。

・出発。クラッチは結構重い、長時間乗っているにはつらいか。しかし徐行時は1速アイドリングだけでも前車にぶつかりそうになり、半クラを要するという。
・直線に出て2速、いよいよアクセル回す。前輪に浮かれてはたまらんので全開ではないが、それでも十分に怖ろしい加速で70km/h付近へ。パイロンスラロームに差し掛かる、これまでに試乗したよりも幾分早く抜けるがビビっているのであまり倒せない。
・2周目では3速、90km/hまでもっていった。それに伴いブレーキも強めに。車体はこの程度余裕、さすが。

・そんなこんなの数分間、感想「すげえ」。こんなもんに乗っていたら死の確率が人生全体で何パーセントか上昇すると思う。
・でも、強烈な非日常世界への入り口でもある。退屈な日常に飽き飽き、新しい世界を拓きたいというのならもってこいの機体ではなかろうか。
・この項、翌日に続く。