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2006年01月13日

■その昔、日米貿易摩擦がどうのこうので、日本車排斥運動とかあった頃にTVで見た映画がありまして。
・北米の片田舎が、雇用機会を作るため日本のクルマ工場を誘致する。しかし現地雇用員がいい加減で、細かく規定されたとおりに作業しないものだから成果が上がらず、早々に工場撤退が決定……するんだけどそこでようやく地元民が奮起。トイレにも行かずペットボトルで済ませるというような努力によってようやく目標の数字をクリア、工場撤退は撤回されてハリウッド映画的めでたしめでたし。
・当時の、そして今思い返しても感想は「こいつら、そこまでしなきゃ結果を出せんのか」。
この記事読んで、どう反応するべきか困るんだけど、いちいちそんなことがニュースになるってことだけはアカンと思う。

・この映画のクルマ会社は十中八九トヨタのことだと思われるが、いま書店に並んでいるベストカーのアポ無し企画に依れば、トヨタは休憩時間に電気とエアコン止めるらしいっすね。役員の移動もファーストクラスじゃなくてビジネスクラスだとか。
・これだけ規模が大きくなってもその節約精神は、素直にすげぇなぁと思う。オレの関わらないところで頑張っていただきたい。
・ちなみに「トヨタのカンバン方式」はMBA取得の際に必ず、しかもかなりの重要度をもって扱われる題材の1つ。トイレに行った行かない程度のカイゼンでどうにかなるほど、甘っちょろい仕組みじゃないだろうなあ。


・そーいや先日WBSでやってたけど、現在フォードで経営再建担当してるのって、かつてマツダの社長やってたひとなんだよね。日産のゴーンと違って広く名前を知られるようなことはなかったし、現に今オレも名前を書けないわけだが、結構な功績を残したようだ。
・いま、クルマ好きにメーカー好感度アンケート取ったら、ひょっとしてマツダが1位になるんじゃなかろーか、などと思いつつ、オレがもし次に車を買うとしたら軽にすると思うんで関係ないのであった。


・近日中に、近所にあるらしい某大学へ生協の掲示板を見に行こうと思う。

コメント

アメリカ人はトイレ時間を監視しながら、従業員のモチベーションを下げまくっているんです。効率を下げまくっているんです。
だからこの記事はアメリカって大変ね、へへへと思っておけばいいと。

そもそも1シフトで48分のトイレ休憩、ってのが多すぎやせん?
よほどコーヒーがぶ飲みしても、そこまで累計で時間かからないと思うんだ。

つまりは米国人の労働意識に、そもそもの原因があるのだろうか?
そこのところ、在米の日本企業はどうしてるんだろうなァ……


ウォルマートは休憩時間を与えなかった、つーて賠償金払うことになったりしたけど。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kaigai/news/20051224k0000m020005000c.html